自分が使っていた古いスマホを子供に渡して使いたい場合、お子さんにスマホを渡す前に、いくつかの設定を行うことで安全に使用できるようにすることができます。
ここではその設定をまとめておきます。
アカウントのリセット
まず、古いスマホから親のアカウントを削除し、スマホを初期化します。これにより、個人情報が残らないようにします。
アカウントの削除はAndroidであれば「設定」画面の「アカウント」から行うことができます。
「設定」の「システム」の「詳細設定」にある、「リセットオプション」を選択します。
「すべてのデータを消去(出荷時リセット)」
を選択します。
「モバイル端末をリセット」ボタンを押すと、いくつかの確認画面が表示されますので、削除することを承諾して先に進みます。
スマホの端末が再起動されます。
再起動したら言語を選択し、「開始」します。
SIMがない場合は、SIMをスキップし、Wi-Fiネットワークに接続します。
新しいアカウントの作成
親側にGoogle ファミリーリンクアプリを入れておき、子供のアカウントをファミリーリンクで紐づけます。
ペアレンタルコントロールの設定
Androidの場合 Googleの「ファミリーリンク」を使用して、お子さんのスマホの使用時間やアプリの制限を設定できます。親側のスマホにFamily Link Managerアプリを入れます。
iPhoneの場合 「スクリーンタイム」を使用して、使用時間の制限やコンテンツのフィルタリングを設定できます。
管理方法
アプリや情報の制限やコントロールなどはファミリーリンクを使って行うことができます。
その前に、子のスマホに必要なアプリは、先にGooglePlayからインストールしておきます。
その上で、ファミリーリンクを使って、お子さんが使用できるレベルのアプリとゲーム、映画のレーティング、書籍についての制限を設定します。手順(保護者スマホから)
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ファミリーリンクアプリを開く
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管理するアカウントを選ぶ
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Google系のアプリの制限設定や、インストールされたアプリの制限を行います。
設定例
GooglePlay
承認を必要とするコンテンツ:すべてのコンテンツ
アプリとゲーム:7歳以上
映画:G
書籍:制限ONYouTube
YouTubeKidsコンテンツの設定:小学校高学年向け
検索:オフ
YouTubeとYouTube Musicのコンテンツの設定:小学3年生以上の子ども向け
全般
自動再生を無効にする:オンGoogle Chromeとウェブ
露骨な表現を含むサイトを可能な限りブロックする:小学生
ブロック中のサイト: 変なエログロ漫画系のサイトは極力登録。
Google検索
セーフサーチ:フィルタ
は、コンテンツダウンロードに承認を必要とするとかアプリをブロックする、アプリの利用時間の上限を設定する
位置情報の設定
ここで、もともと入ってるけど使わせたくないアプリなどを選択します。
これをオンにすると、ファミリーリンクアプリを使って
子供の場所を確認することができます。
ただ、精度はあまり高くなくて、市販のGPSサービスの方が
リアルタイムに近い更新、位置精度を期待できます。
でも、無料で使いたい場合は便利です。
使う場合は「お子様の現在地を表示する」をオンにして端末を選択し
位置情報へのアクセスを許可:オン
位置情報の精度:オン
にします。
画面ロックの設定
初期状態だと画面ロックがスワイプだけの状態ですが、持ち歩く場合、何らかのその他の画面ロックをしたほうが安全です。設定の「セキュリティ」でパターンやPINなどのロックを設定します。

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